悩みの中には、自分を好きになれない人が結構たくさんいるものです。むしろ自分が嫌いだ!という人も少なくありません。

自分を嫌いになってしまうと、今度は、人を好きになれなかったり、人のことも嫌いになってしまいます。家族さえ好きになれないとい人もいます。
仕事や職場の人間関係においても、うまくいかなかったり、幸せを感じなくなってしまったりと、自分が好きになれないことによる影響は意外と多いものです。

自分を好きになれないことで、「私は何もできない人間だ」「こうなったのは親のせいだ」「だれにも相談できない」「だれも私を好きにならない」「みんなも私が嫌いなんだ」「自分のここが嫌だ、あそこが嫌だ。」そうやって、さらに自分を責め続けてしまったり、周囲の人も責めてしまったり、何もかもが嫌いになってしまう人もいます。

逆にいえば、自分を好きになれると、「人も好きになれたり」「人が好きになってくれたり」「仕事や職場の人間関係もうまくいったり」します。もちろん幸せを感じられるようにもなります。自分をを好きになることは、ある意味、親子関係、人付き合い、職場関係、そんな、あらゆる人間関係の問題の解決を見つけることかもしれません。

どうすれば自分を好きになれるのか?

自分を好きになろうと考え続けても、なかなかうまくできるものではありませんよね?「好きになろう」と思うことは、同時に好きではないことを自ら認めてしまう。そうすると嫌いな気持ちが大きくなってきたりもします。この記事をお読みの方の中には、そういった経験をされた方もいらっしゃると思います。

このように、なかなかできないことが、簡単にできるようになる方法があればお知りになりたくありませんか?

まず、自分を好きになる方法として、「その人がしてしまうこと」に対してフタをしてしまうという方法があります。「あれをしないようにしよう」「これをしないようにしよう」といった感じに。

ですが、フタをするのは、再びフタがあいてしまうことがあります。これでは問題の解決になりません。例えていうなら、痛み止めの薬を飲んでも、痛みそのものがなくなるわけではありませんよね?

このように、フタ(痛み止め)をして問題を一時的に見えなくするだけでなく、本来だれもができることをできるようにして、自分を好きになると悩みや問題はなくなる。という悩みの根本に効く方法です。

今回はこのような「自分を好きになる方法」をご紹介します。
本来だれもができることなので、どれも難しくはありません。「自分を好きになる11つの方法」としてご紹介していきますが、まずは1つでも、できる方法からはじめてみてください。

1 笑顔の訓練をする

笑顔は、自分を好きになる上で、欠かせません。最近笑っていますか?笑顔を忘れていませんか?そんな子どもだましなと思われるかもしれませんが、笑顔は、人間関係においても大切なものです。笑顔さえあれば、最も短い時間で相手に好印象を与えられます。

最初は、はずかしい気持ちもあるかもしれませんが、はずかしがらないで、笑顔の練習をしてみましょう。まずは1人で練習するのもいいでしょう。それができるようになったら、今度は相手と目と目があった瞬間、ニコッとしてみてください。

それだけで、相手は間違いなく、あなたに好印象をもってくれます。
笑顔の中には「あなたが好きですよ」という思いが含まれているからです。

最初から満面の笑顔ではなくても大丈夫、まずは家族や友人、恋人に、ほんの一瞬でもいいからニコッと笑いかけてみましょう。

2 小さな嬉しいことを発見して喜ぶ

もし「最近、何も楽しいことがないなあ」と思っているなら、どんな小さなことでも良いので、喜べることを探してみてください。

1キロ痩せた!お気に入りのスカートがキレイにはけた!天気が晴れた!かわいい花をみつけた!たまたま入ったお店のランチがおいしかった!連絡しようと思っていた友達から、先に連絡がきた!かわいい小物をみつけた!窓を空けたら気持ちいい風が入ってきた!
そんな時に、当たり前だ!と思わずに「嬉しい!!」と思いっきり喜んでみてください。あなたの心は一気に晴れやかになるでしょう。

大切なのは、何があったかではありません。あなたが喜ぶこと。あなたが笑顔で思いっきり喜んでみることです。その瞬間から、何かが違ってくるのを感じるはずです。

悩んでいるときには、どうしても悲しさ嫌なことばかり発見してしまいがちです。ですが、周りを見渡せば、嬉しいことはたくさんあるはずです。最初は嬉しいことを意識的に発見して喜んでいたのが、自然に喜べる自分になれるようになります。

3 悲しい時は思いっきり泣く

悲しくて悲しくて泣きたくなったら、心置きなく泣ける場所を見つけて、思いっきり泣いてしまいましょう。

人はだれもが何かを我慢して生きているものです。悲しみや憎しみがあっても、それを心の奥にしまいこんで、がんばって生きているのです。
しかし、そんな悲しみや苦しみをしまいこんでいると、それが心の深いところに染み込んでいって、いつしかトラウマ(過去の心の傷)になってしまう人もいます。

トラウマをたくさん背負ってしまうと、必ずあなたの人生に好ましくない影響を及ぼします。その時には、自分でもどうして良いのか分からなくなります。

あなたの悲しみを放置しておくのは、あなたの部屋の生ゴミをいつまでも置いて置くのと同じ。そんな心の生ゴミをためてしまう前に、あなたの心の中をキレイに大掃除しましょう。
思いっきり泣いて、悲しみや苦しみを涙で洗い流してください。

泣くのは、人間だれしもします。泣くのが恥ずかしいと思う人もいますが、恥ずかしいことではありません。「泣いたらダメ」「泣いたら負け」このようにフタをするのではなく、泣きたいときには思いっきり泣きましょう。

4 人に悪口をいわれたらその場で忘れる

悪口を言われた時、あなたはどうしてますか?腹が立ったり、悩んだり、落ち込んだり、相手を憎んでしまったり……

悪口を言う人は、あなたに対してだけでなく、他人の悪口も言っているものです。人は十人十色、百人いたら百人百様、いろんな考えをもっているから、意見が合わないこともあります。

あなたを好きな人もいれば、あなたを嫌いな人もいます。それは、あなただけに限らず、どんな人でも一緒。
そういう人の中に、悪口を言う人がいるのも、仕方ありません。くよくよ悩んで一日を台無しにしてしまうより、すぐに忘れてしまいましょう。

思い出して腹がたってしまったら、別なことをして気分を切り替えましょう。

5 心配や不安があったら、解決策を書き出してみる

心配事というのは、放っておくとどんどん膨らんでいきます。心配しながら一晩眠ると、朝起きた時にはぐったりと疲れていたり。

さらに心配が心配を呼び、自分の身体に悪影響を与えてしまいます。そんな時には、ノートを取り出して、こんな作業をしてみるのもいいでしょう。

悩み書き方

まず、ノートの真ん中に線を引いて、1ページを左右に二分してみてください。そして、左上には「心配事」と書き(図①)、右上に「解決策」と書きましょう(図2)。
最初に、抱えている心配事を全部書きだしてください。全部書き終えたら、今度は、その1つ1つに対する解決作を考えてみましょう。

あまり深く考えず、手当たり次第、思いつくままを書いてみてください。
「これでで解決するのかなぁ……」と考えずに、できるる限りの方法をあげることが大切です。
その作業をしていくうちに、きっとあなたはスッキリとした気持ちになっているでしょう。

6 「これで良かった」を口グセにする

たかが口グセと思うかもしれません。しかし、口グセは、人生に大きな影響を与えるものです。
今までのあなたの口グセがどんなものでもかまいません。今からは過去を悔やみそうになったら、「これで良かった」と言いましょう。
そうすると、後になってから「本当にこれで良かったんだ」と思う出来事が訪れるはずです。
だから、些細なことでも、大きな失敗をしても、悔やむ前に「これでよかったんだ」と言いましょう。

これが口癖にできるようになったら、あなたが過去を悔やむ時間がぐっと減り、あなたの人生は豊かな方向へと向かっていきます。

7 将来を悩むより今を生きる

不安や心配ごとというのは、現在目の前にあるものではありません。
目の前にはどこにも、心配なんてないのです。出来事は一つ。でもそれを、マイナスにとらえる人もいれば、プラスにとらえる人もいます。

あなたがマイナスに思った時に、不安が生まれ、心配ごとに変わります。
心が、不安や心配事を作り出しているのです。今日、目の前にあることを、一生懸命やっていきましょう。心の中の不安や心配ごとは、本当は初めから無いんです。単なる妄想です。ないものに苦しむのは損ですよ。

いつも「今」に集中していれば、余計なことを考える機会が少なくなり、心配事や不安は、徐々に消えていきます。

8 本当にやりたいことを発見する

あなたが子どもの頃、オモチャで一生懸命遊んでいた頃を思い出して下さい。
最初は楽しくて毎日そのオモチャで遊んでいたのに、やがて飽きる時がきます。それは、あなたが成長しているから。

しかし、あなたが成長したら、その成長したあなたにとって、もっと面白いオモチャがあるのです。それまで遊んでいたオモチャに飽きてしまってから、もっと面白いオモチャを発見するまでには、多少の時間差があったりします。
その時に、あなたは虚しくなったり、寂しくなったり、やる気が起きなくなったり、落ちこんだりすることがあるのです。

本当にやりたいことが見つからないのもオモチャと同じです。今までの本当にやりたいことから、次の本当にやりたいことを探しいる時期と言えます。なので、やる気が起きない、本当にやりたいことが見つからないというのは、あなたが成長している証拠でもあるのです。 だから、何も心配ありません。
そして、なるべく「今までの本当にやりたいこと」から「次の本当にやりたいこと」の時間差を短くするために は、早めに次のオモチャ(本当にやりたいこと)を発見しましょう。

9 弱さを全部さらけ出す

強い人が強いとは限りません。なぜなら、強い人は人の力を借りないで、何でも自分でやろうと思ってしまうからです。
例えば、五十キロの荷物があったとします。力のある人は、何とかそれを自分一人の力で持とうと無理をし、苦しい思いをしながら運ぼうとするでしょう。
ところが、自分は二十キロ以上は持てないと自覚をしている人は、だれかの力を借りることを考えます。素直に「手伝って欲しい」と協力者を集め、協力してくれた人に感謝の気持ちも生まれます。また、さらに重い荷物を運べるでしょう。

結局は、弱い人の方が、強い人が一人ではできないような大きなことを、やりとげられるのです。弱い人が強いというのは、こういう意味です。
完璧に見えたり、思えりする人でも、完璧な人なんていません。なので、一人で何もできないと落ち込まずに、自分ができないことは、できる人に協力してもらいましょう。

10 励ましてくれる人の所へ行く

もし、あなたが自信を失いかけているとしたら、一刻も早く自信を取り戻さなければなりません。
なぜなら、『類は友を呼ぶ」と言って、あなたが自信を失いかけてくると、さらにあなたの自信をなくさせるような人が近づいてくるからです。

そんな状況の時には、心のギアチェンジをする必要があります。
あなたの心のギアを切り替える確実な方法は、必ずあなたを励ましてくれる人に会いに行くことです。心は、環境によって明るくなったり、暗くなったりするもの。

励ましてくる人に会うことによって、あなたの暗くなりかけた心は、明るい心に変化していきます。「明るい人と一緒にいると、あなたの心によい化学変化をもたらし、その人の明るい心が、あなたの中に眠る明るい心を引き出してくれるのです。その明るい心と一緒に、あなたの自信も引っ張られて、湧いて出てくるのです。

そうやってあなたが自信を取り戻したら、今度は明るい人がまわりに集まってさらにあなたを元気づけてくれますから、ますます自信が湧いてきますよ。

11 意識の高い人と知り合う

人間の能力には、大きく分けると知識と意識があります。
知識というのは、頭の中にどういう情報がインプットされているかという、いわば学問の世界です。過去に習った、本で読んだ、人から聞いた知識が頭の中にインプットされています。

これに対して意識というのは、人を思う気持ち、責任感、誠実さ、自分自信を認められる心といった、本質を正しく見抜く目であり、最後まで物事をやりとげる強さです。能力は、ご縁によって磨かれるものなのです。

意識の高い人と出会い、そういう人といつまでもお付き合いをしたいと思ったら、その人と同じようなレベルに近づこうという気持ちになります。「そのことによって、そのような空気の中で、知らないうちに自分の意識も高くなっていくのです。学問の学び、知識の取得だけでは、こういう成長はありません。

意識を高くしたかったら、人との素晴らしいご縁に恵まれるのが一番です。

12 服のコーディネートを人に任せてみる

自分を変える簡単な方法の一つは、あなたが着ている服装を変えてみましょう。それには、あなた自身で服を買いに行くのではなく、センスのいい友人に全てまかせてみてはいかがでしょうか?

いったん、その友人に予算分のお金を渡したら、後はあなたの希望を一切言わず、100%その人にまかせてしまうのです。自分はタレントになった気分で、友人には、スタイリストになってもらいましょう。

そして、買ってきてもらったら、すぐその場で喜んで着てみて下さい。そうすれば、今までの自分とは違う新たな自分を発見できるに違いあります。服装を変えてみると、きっとあなたは新鮮な気持ちになれるしょう。

13 一人の時間を作る

朝の三十分、自分一人だけの時間を作ってみましょう。
テレビも消して、誰にも邪魔されない時間を作るのです。朝、あくせくしたまま会社に行くと、その日は一日落ち着かない日になってしまいます。

心を静かにしてから、会社に行くと、その日は穏やかで、なおかつ中身のある一日になるのです。心は波に似ています。 次から次へとせわしなく動いていると、あなたの心も波打ってしまいます。

しかし、三十分も一人で静かにしていれば、ちょうど高原の湖のように波のない穏やかな心になるのです。心に波が立たなくなると、物事を冷静に見れるようになります。

そして、感情的にもならなくなります。人間関係は見違えるほどスムーズに運ぶようになるのです。

まずは1つの方法でも

読んでみてどうでしたか?難しい方法は書いていないはずです。逆に簡単すぎて効果あるの?と思われるかも知れませんが、どれもとても効果的な方法です。
考え過ぎてしまって、簡単なことを難しく考えてしまいませんか?答えというのは、思いのほか簡単なところにあるものです。

一回やってみて「まだまだ」だったとしても、気を落とさないでください。大切なのは、まずやってみましょう。そして、前回の自分とくらべてどれだけ成長したのかなのです。
ぜひ今日から、1つの方法でもいいから実行してみてください。

きっと自分を好きになれて、楽しくイキイキとした毎日を送れるでしょう。